竹の燃焼事業◇  2009年京都府緊急雇用対策事業    


2009年京都府緊急雇用対策事業

◆◇竹の燃焼事業◇◆


事業目的と趣旨
○竹の燃焼による利用を促進し、放置竹林の整備を促進することにより、環境保全・地球温暖化対策に取り組みながら、雇用の確保を図る。
○自然環境を守るためには、森林機能の保全は最重要課題です。その一つに、急速に広がっている放置竹林対策があります。竹林は、放置すると光を求めて年に5メートル程広がっていき、植林の木も含め樹木を枯らします。現在、多くの山が竹に覆われています。
この放置竹林を皆伐して、自然の里山にもどすことで、環境保全とともに温暖化対策を進めます。
切った竹を搬出し、利用することで放置竹林の整備が進められます。竹の利用として、ボイラーで竹をもやし給湯などに利用することで、化石燃料の消費を減らし二酸化炭素の排出を減らします。
竹の伐採、搬出などはかなりの手間がかかり、この取り組みにより雇用の確保をします。
 具体的な内容

 ○放置竹林の整備
  竹を全て伐採し、一定の長さに切断する。
  倒れたものも含めて、全ての竹を搬出する。
  新しい竹は、一定期間野積みにし自然乾燥させる。
  燃焼できるように、竹を割り、ボイラーに入る長さに切断し、燃料として完成させる。

 場所 与謝野岩滝地区  竹林約1000本
   時期 2009年10月1日〜31日
   場所 与謝野町亀山地区 竹林約1500本
   時期 2009年11月1日〜12月20日
 ○ 伐採した竹林の処分
   場所 与謝野町幾地;  京都府事業で2008年度伐採したものを町から依頼される。(竹約800本)
       与謝野町三河内; 与謝野町で2008年伐採した分と2009年伐採する分を依頼される。(竹約1500本)
       他にも与謝野町岩滝等、町からの依頼あり。
   時期 2009年9月1日〜2012年3月31日
 ○ 薪用の竹に加工
   ・倒れたものも含めて、全ての竹を搬出する。
   ・新しい竹は、一定期間野積みにし、自然乾燥させる。
   ・燃焼できるように、竹を割り、ボイラーに入る長さに切断する。
 ○ボイラーの設置・運転
   ・業者により、「かや山の家」に「ATOウッドボイラーN350NSB」1台を設置する。(2009年9月1日より)
   ・ボイラーの運転に必要な量の竹をトラックで運び、積み上げる。
   ・竹の消費量、発熱量、温度上昇や給湯量、使用感など燃焼実験を行う。
   ・期間はボイラー設置後一週間程度。
   ・山の家の職員により、風呂の給湯用に竹を燃焼させてボイラーの運転を行う。
   ・試験運転終了後から2012年3月31日まで。
 ○ 効果の検証
   「かや山の家運営委員会」から月ごとの前年度灯油使用量のデータをもらい、今年度実績との比較をし、
   二酸化炭素の削減量などの効果を検証する。
 ○実施時期
   契約日から2012年3月31日まで
 ○委託先; なし
 ○雇用・就業等予定者数等
   (1) 本事業で予定される人件費は、2,158,716円
       うち、新規雇用の失業者に係る人件費は、2,158,716円
   (2) 本事業に従事する予定の全労働者数は2名
   (3) 本事業に重視する予定の新規雇用の失業者は2名
   (4) 本事業で新規雇用する予定の労働者の雇用・就業期間は、
      平成21年9月1日から平成24年3月31日まで
 
 ○竹の燃焼  
  ・「ATOウッドボイラー」は「かや山の家」に設置する。(与謝野町の許可済み)
  ・燃料の竹をボイラーまでトラックで運び、積み上げる。
  ・竹を燃焼させてのボイラーの運転は、山の家の職員にお願いする。
 ○ボイラーの設置
  ・ボイラーの設置は業者に依頼、そのための小屋を建てる。
 ○燃焼実験
  ・竹の消費量、発熱量、温度上昇や給湯量、使用感など燃焼実験を当法人で行う。

事業の新規性

放置竹林の整備は全国的課題であり、多くの地域で取り組みがされている。しかし、竹の利用が進まず長続きしていないのが現状である。 当法人でも、2年前に京都府地域力再生プロジェクト交付金を受け、放置竹林を整備し、破砕機によりチップ化し、セラミック竹炭を製造する。それを床下に敷き、家を長持ちさせる事業に取り組んでいる。
しかしそれだけでは、竹の消費がすくなく、拡大する放置竹林に比べ整備できる面積は微々たるものである。今回の事業で、竹を有効に燃やすことができれば、竹の消費量は格段に増え、放置竹林の整備が拡大できる。

事業継続の見通し

燃焼実験で実用性が見込めれば、温泉施設、宿泊施設、理髪店など給湯ボイラーを使っている事業所、ハウスなどでの利用などに拡大し、継続的に竹を多量に燃焼させ、放置竹林整備を大幅に進められ、雇用の拡大につながる。

地域課題の解決等への効果

地域の課題になっている放置竹林の整備が進み温暖化対策になる。
バイオマスとして地球温暖化の課題が進む。
この事業により、住民による温暖化・環境保全の取り組みへの啓発ができる。

実施期間平成21年 6月 1日(月)〜 平成24年 3月31日(水)
実施地域 与謝野町内 
雇用する全労働者数 2人 (うち新規雇用の失業者数    2人)
全労働者の延雇用日数 1200人日 (うち新規雇用の失業者分1200人日)




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